イタリアツアー 続きです。

イタリアツアーレポート、続きです。
9月9日イタリアバーリにあるInstitute of Bioscience and Bioresources バイオサイエンス、生物資源研究所へ行ってきました。地中海地域最大の遺伝資源センター、遺伝資源の保有数は世界でも4番目、ちなみにNO.1は中国でした。
ほか、森林や植物の研究、食品と健康についての研究、動物の飼料、柑橘系果実などのリーサーチ、伝統的な技術をふまえながら現代のテクノロジーをどう生かしていくかなど、多方面からのアプローチをしています。

遺伝資源はマイナス20度と0度の倉庫に保管されています。
マイナス20度は長期保存用、0度はサンプル依頼があったとき常時とりだせるようになっていました。
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イタリアの在来種を地方で採集してDNA鑑定します。
その土地固有の在来なのか、どこかから持ち込まれた栽培品種なのかをDNAの構造によって識別するわけです。
その結果、その土地の在来品種といっていながら、実はまったく別のものだったりした場合イタリアでは在来品種としての登録はもちろんできなくなります。
ただ、突然変異といって縁もゆかりもなかった品種の特徴が突如現れたりすることもあり、遺伝子の世界は実に魑魅魍魎、人知を超えた不可解な領域ともいえそうです。
だから遺伝子組み換えは恐ろしいのです。
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所長の説明をみな熱心にきいていました。
イタリアでも在来種は激減しているので、探し出すのが困難を極めるとのことでしたが、シチリア島やサルディニア島などの島では、伝統的な暮らしを営んでいる人々が残っているので島に在来種はひっそり生き残っているようです。
次回調査の折は、同行させていただくことにいたしました。
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倉庫では、このように箱ごとに分けられ、紙袋に入れて、また0度の倉庫では、缶に入れて保管されていました。
ちなみに、コロンビア カリにあるCIATでは、レトルトパックでした。
イランは説明を受けるのはOKでしたが入室禁止。イランもマイナスの冷凍庫があり、ほかの国のセンターもマイナス20度前後の冷凍保管庫が必ずありました。
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虎豆やパンダ豆がいるではありませんか!?
地方の乾物店で購入した豆だそうです。
こんなところいたのね、と懐かしくなってしまいました。
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今回のツアーでは、ほぼ毎日おかんの料理のデモンストレーションでは、農家のおかんならではの豪快な料理に圧倒されっぱなしでした。
日本も世界も農家の料理は大鍋、大皿、てんこ盛り、豊穣を食に託しているのでしょうか。
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古い農家にはこうしたピザやパンを焼く窯があります。
薪の火で焼いたピザやパンはいわずもがな絶品でした。
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トマトの乾燥風景。日本だったらカビてしまうでしょう。
乾燥しているイタリアだから、こうした保存食がつくれるのです。
トルコのサルチャ(トマトペースト)も、バリバリに乾燥した土地ゆえ、火は入れなくとも数日天日干しするだけで干からびて水分が飛び、ペースト状になっていました。
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深く感謝申し上げます!
料理については膨大な品数に及ぶので、教室やサロンで紹介してまいります。

べにや長谷川商店
長谷川 清美

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